早秋の青い夕焼け
8月が終わり、9月に入ってからは台風が来たり、あまり天候に恵まれず今年の夏は短かったな~、何だか不完全燃焼!などと思いながら9月も最後の週末を迎えたその土曜日の夕暮れ時の事。
久しぶりにコート・ド・カシに遊びに来てくれた母と一緒に海を見ながら餃子の種を皮で包んでいた時。母が「あっすごく、きれい!」と海の方を見ながら言った。
私も手を休めて顔を上げると、目の前に広がる色の美しさに「きゃ~きれい!」と思わず叫んで、カメラを取りに走った。
夕日が沈むときはだいたい朱色に空が染まるのだが、この日は息をのむほど鮮やかな水色が空に広がっていた。それは一瞬の事。写真はその一瞬の2分ほど後の風景。
自然は時に美しく、時に厳しい。どちらも私たちが選べるわけではないけど、より多くの人たちが、他の生き物たちが美しい自然を幸せな気持ちで愛でることができるようになるために、この地球上で一番知恵のあるはず私たち人間がすべきこと、そしてすべきでないことがたくさんあるように思えます。
スワっ!! 私に何ができるのかしら? と思ってはみるものの、いつも大した答えがみつからない。まずは戦争反対で平和主義だから、個人の心構えとして優しい気持ちを常に持ち、異なる考えや価値観を認め、失礼と思える言動にもなるべく怒らないようにしよう!とずいぶん前から心に決めている。のだけれども、「ちょっとちょっとオ~あのね~それはないでしょ」と家族に腹を立てる私はまだまだミジュクモノ!? 今の私の課題は”笑いながら怒る人”になること!!
竹中直人さん、やり方教えてくださいな。
2016.10.6